このプロジェクトの構想が最初に持ち上がった時、「テレビ番組化できないか?」というアイデアがあったかと思います。
それもそのはず、作家・映画コラムニストの戸田さんは放送作家でもありますし、白石ディレクターは現役の第一線で活躍するテレビマンですから、そちらへ話が進むのは当然の流れでした。
しかし、現在のテレビ業界においては、局の主導する企画でない限り――
【カネの切れ目が縁の切れ目】
になりかねません。
立ち上げるからには、決してそのような結末にはさせたくない、という強い思いがありました。
そこで次に考えたのが、YouTubeチャンネル『映画ごたく』にスポンサーを募る作戦でした。しかし、関連事業を展開する企業様にお声がけをしたところ、まさかの「会社として業態変更を検討している最中である」という、思ってもみないお返事をいただき、正直なところ途方に暮れそうになりました。
ちょうどその頃、前オーナーから『マカオナビ』を引き継ぎ、なんとか商業化へと成功させた経験値から、
「まずは現状、あちこちに散らばっている戸田さんの発する情報を一つにまとめよう」
という結論に落ち着きました。というよりも、私がやや強引にその方向へ引っ張った、というのが本音です。
その結実こそが、この『戸田学のCinéma Station』であります。
現在、あらゆる産業が東京一極集中化する中で、大阪に在住する戸田さんにとって、活動においてやや不利な側面があるのは事実です。
しかし、それを補って余りある圧倒的な文才が、そのハンデを黙らせるものと確信しております。
急なお願いにもかかわらず、迅速にご対応いただきました各映画配給会社様におかれましては、感謝の念に堪えません。
どうかこのサイトが「戸田学の情報発信」という枠に留まらず、映画・芸能・文化の広範囲に対して、良い波及効果をもたらすことを願ってやみません。
また、サイトのスタートにあたり、高田文夫先生から素晴らしいお祝いのお言葉をいただけたこと、そしてそのご縁を繋いでくださったイラストレーターの佐野文二郎様のご尽力に、誠に心より御礼申し上げます。
実はこのサイトはまだ未完成です。記事の数が少ない為、本来のデザインにはまだ移行できません。順調に推移した場合、8月中旬には新しい、迫力のあるweb magazineとしてご覧頂けると思っております。従いまして、今回のスタートは本番前の助走と捉えて頂ければ幸いです。
皆様におかれましては、どうかこのサイトが単なる映画・芸能の鑑賞の手引きに留まらず、新たな文化的価値、歴史的価値を創造する礎になることを願っております。
今後とも、この『戸田学のCinéma Station』をご贔屓のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
